The Garage 3

雨水管の問題を解決する方法をずっと考えていた。
住宅建物からの雨水と奥の庭園の雨水をどうやって道路側溝へ導くか。

これから作るガレージの基礎がその行く手を遮る。
元々埋設されていた雨水管の直径は75ミリ。
それはすでに撤去した。

僕は設計の段階でその問題解決の方法を考えていた。
間口が狭いため、立ち上がり基礎の厚みはできるだけ薄くしたい。
鉄骨柱のサイズは75ミリ角。
立ち上がりにそれを乗せなければならない。
内装壁の厚み設計も決めた。(この関係はのちに説明する)
結果、基礎厚みは110ミリとした。(通常は150ミリ)
流し込むコンクリートの「かぶり」は最低でも40ミリは確保したい。
(かぶりとは、型枠と埋め込む鉄筋との隙間、つまり生コンの肉厚のこと、これが薄すぎるとのちにクラックが入り鉄筋が錆びる)

雨水管のルートは立ち上がり基礎の中を通すしかない。
そして決断した。
まず管径75ミリから50ミリへ絞り変換する。
それを基礎へ通すのだが、大雨の際、水量が絞られるため逆流が予測される。
ならば2つに分岐して両側へ通し、管径50ミリ×2本にすれば合計100ミリの管径と近くなる。

その配管を型枠内の鉄筋外側へ配置すれば室内側のかぶりも確保できる。
正確には50ミリ管の外径は60ミリある。
それでも110ミリ壁厚−60ミリ−鉄筋径10ミリで40ミリのかぶりが確保できる。


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早速、水道設備屋へ配管工事を依頼し、その後自ら鉄筋型枠を組み立てていく。


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2日ほどかけて鉄筋型枠の組み立てが完了した。



すでに生コン会社、圧送屋、左官屋の手配は済ませていた。
生コン打設の準備は整った。

打ち込み開始!


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少雨傾向の梅雨空には心配が絶えないが、こういう状況では逆にありがたい。
結局最後まで雨は降らなかった。
曇り空が続いたので、生コンの急激な乾燥を抑えることもできた。


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工程通りに打設が完了した。
生コン強度を確保するために2日ほど放置し、そのあいだ別の掛け持ち現場へ移動する。

施主へ硬化後のコンクリートへの散水をお願いした。
おそらく楽しんでやってくれるだろう。
梅雨の雨が復活すればなおいい!






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