建具は大工の最終仕上げ

工場にて加工と塗装を終えた頃、現場内装も仕上がっていた。 建具取付は工事現場において一番最後の仕事となる。 ドアノブのラッチが掛かる部分の受け金具を日本では「ドアストライク」と呼んでいる。 ドアを吊り込んだらここを鑿できれいに掘り加工し、金具をセットする。 ピッタリとズレなく閉まったときはなんとも言えない達成感がある。 引き戸は特殊な金物で吊っている。 こういう戸袋付き引き戸の場合、枠製作と組立、そして引き残しの計算が重要になる。 自ら図面を書けなければ務まらない。 そして4カ所の建具を無事に取り付けた。 今回この現場は下請けで入っていたが、とてもいいご縁があった。 その方々は厨房設備のプロの業者さんだ。 これまで飲食店の現場では様々な厨房の職人を見てきたが、今回の職人さんは仕事に対する「姿勢」が違うと感じた。 だから仕上がりも美しく完璧だ! その姿勢というのはいったい何か? とてもシンプルな話になるのだが、厨房設備はきれいにできて当然。 その仕事自体が ”お客様を軸に動いているか” ということである。 今後私が飲食店を受注する機会があれば、真っ先にあなたたちを指名します! そう告げて現場を終えた。 私の中の「怒りの猫」は・・・ やっといなくなった・・・。

続きを読む

天井の仕組み

閉店した店舗をリフォームし、給食センターを作る工事に参加している。 この現場では大工として木工事を担当している。 せっかくなので施工の詳細を説明しながら紹介したいと思う。 天井を作る際に使われる素材は2通りある。 1つはLGS下地 もう1つは木製下地である。 LGSとは「ライトゲージスチール」の略で、いわゆる軽量鉄骨を組み合わせる工法だ。 「軽天屋」の職人がその施工のプロである。 そして今回は木製だが、まず最初に一番肝心とも言える吊り棒の仕組みがこれになる。 「羽子板ボルト」という金具を桟木に取り付ける。 見ての通り羽子板と全く同じ形をしている金具で片方がネジ切りされていて、コンクリートスラブにアンカーボルトを打ち込んでそこへねじこんでいく。 およそ900ミリピッチで整列させたアンカーボルトに吊り棒を設置し、「野縁受け」という角材を水平に取り付けていく。 この時に天井の高さが決定される。 天井の高さはそれぞれの現場に応じて自由に決めることができる。 高さが揃ったら次に「野縁」を303ミリピッチで取り付けていく。 この303ミリという寸法が最も重要になる。 野縁を整列させたら、いよいよ石膏ボードを張っていく。 この石膏ボードの規格サイズが「910ミリ×1820ミリ」 つまり303ミリのほぼ倍数となっているわけだ。 この石膏ボードは現在の建築…

続きを読む

床下の真実

毎年ですが梅雨明け間近のラストスパート豪雨には 驚きます。 今年は特にすごかった・・・。 その最中、ウィークリーマンションの一室で床の張替え工事をしていました。 同業者からのご依頼で、今回は久々の下請けです。 張り替えということは、かなりの年月が経っているということ。 こういうリフォームはかなりの頻度で行っていますが、 3件に1件程度、すごくがっかりすることがあります。 それは床下に残っているゴミの数々・・・。 カンナ屑を始め、タバコの吸殻、割り箸、バラン・・・etc 特にタバコの吸殻はかなり落ちてます。 そういう現場に限って床の不具合が早くから発生しています。 その当時、ポリシーのない大工が施工した結果なのです。 さっさと気持ちを切り替え、床下の掃除から始めます! でもね・・・ 3件に1件程度、きれいに施工された現場に出くわすこともあるんですよ。 そういう現場のリフォームはわくわくします。 なぜなら細部に至るまで、気配りの行き届いた見事な施工の形跡が見られるからなんですよ! 僕はそういう現場に入った時、当時の大工に敬意を表し、施主にこう言います。 「この家を作った大工さんは素晴らしい仕事をしていますね」と。 すると施主は大金を使って家を建てたことを誇らしげに話してくれます。 そんな師匠たちに少しでも近づけるように、 日々精進しなければならないのです。 …

続きを読む

部屋を仕切る3

工場製作を終えて 現場に入ります。 この部屋に間仕切りを作ります。 まずはLGSと木を組み合わせて壁の骨組み。 同時に製作済の引き戸枠をはめ込みます 木の部分は戸袋になるため薄くなっています。 石膏ボードを両面に張ります。 内側には戸袋ができました。 そしてクロス職人に壁紙を張ってもらいました。 最後に建具を取付けて完成です。 計画通り、収まりました。 現場作業は、2日間。 お客様が知らぬ間に、出来上がっていた。 というほうがいいですよね・・・。 工場があることに 感謝しなければいけません。

続きを読む

部屋を仕切る2

注文していた建具が出来上がってきました。 金物取付加工は大工の仕事です。 まずは吊り金具の取付加工 続いて引き戸錠の取付加工をします。 施錠を確認したら、また外します。 そして塗装。 工場で出来ることはすべてやっておきます。 学校内の建具はグリーンで統一されていたので、 僕もそれに合わせました。 明日は壁の骨組みを加工して、 来週は現場に入ります。

続きを読む

軽天工事

入院室のリフォームはまだまだ続いています。 現在4室目 古い天井材を撤去して 骨組みを直しながら新しいボードを張っていきます。 天井が仕上がりました。 明日は壁面クロス工事にバトンタッチ。 日を改めてまた次へ。 スピードもさらに上がってきました。

続きを読む

入院室の改装

毎年お世話になっている業者様からのご依頼で、 入院室の改装工事を行っています。 天井、壁の下地張りを行い、吸音板で天井を仕上げていきます。 この作業はおなじみ「軽天屋」の仕事ですが、 今回はその手を借りず、自ら行っています。 少しずつ慣れてきて、スピードも上がってきました。 このまま軽天屋の仕事を奪っていこうかな・・・。

続きを読む

ビーチ3

最終仕上げの壁紙張りです。 おなじみクロス職人に施工してもらいます。 まずはパテ処理 仕上がりました 上階の部屋も、明日完成です。 実は先日 駐車場スペースでの作業の件で 支配人様に強くお叱りを受けてしまいました。 宿泊客への安全対策ができていないと・・・ 部屋内のみで作業するようにと・・・ こういう現場は辛い作業ばかりですが、 もっと知恵を振り絞らないといけないなと 痛感しました。 これもいい経験です。 肝に銘じて次に生かさなければ。 晴れた日の海は美しいです。 この海、子供の頃毎週のように潜りに来ていました。 すべて自由でした。 今では遊泳禁止ですけどね。 ルール、 責任の所在、 社会は厳しいものです・・・。

続きを読む

ビーチ2

ユニットバスの取替えが行われている間に 僕は工場でドア枠を製作します。 そして塗装仕上げまで済ませておきます。 いつもの段取りですね。 一部屋目のユニット設置完了の連絡を受け、 いざ現場へ。 今日のビーチはどんより曇り空でした。 そして壁の復旧作業に入るのですが、 外廊下での作業禁止という厳しい支配人様のご要望があったそうで・・・ やむなく駐車場にてトラックの荷台を利用して即席作業場を作ります。 そしてここで加工した資材を3階の部屋へ外階段から上げるという 恐ろしい工程になったのです! 階段の往復を繰り返しながら まずは塗装済の枠を取付、下地の骨組み。 そしてベニヤ張りを完了させました。 新品のユニットは美しいです。 何十回往復したでしょうか・・・ カロリー消費は・・すごいと思います。 しかしもうひとつの部屋は さらに上の階で、おまけに100メートル奥側!! 終わる頃には体重減ってるんじゃないかな・・・。 ダイエットしたい方 応援求む!

続きを読む

ビーチ

こんな写真を撮るのも久しぶりですね。 本島北部のリゾートホテルへやってきました。 マリンスポーツではしゃぐ賑やかな観光客の声が サンセットをバックに響き渡ります。 僕はここへ水着姿のネエチャンの写真を撮りに来た ・・・んではなくって! 仕事をしに来たんです!!  ホント・・(-。-;) 県内ホテルの中でも結構古いものですから、 リフォームが必要になるんですよね。 ホテルでは欠かせないユニットバス それを取り替える工事です。 寝室にホコリを漏らさないように 厳重な養生をします。 それから既存の壁を撤去。 2部屋同時に行います。 僕の役目は木壁の撤去と復旧。 設備業者と連携して作業を進めていきます。 最新型のユニットバスが 楽しみです。

続きを読む

宍道湖しじみ
いぬはぐ
楽天コスメ大賞(殿堂入り)【プレミアムブラックシャンプー】