音を極める場所4

音を奏でるための部屋の施工をしている間に
音を極める場所の躯体工事は完了していた。

そしていよいよ自分が設計した防音内装工事を始めていく。

先ずは各部屋の躯体写真を載せておく。



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ここまでがメインブースとドラムブース、そしてヴォーカルブースとなる場所だ。







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そしてここがコントロールルーム。

つまりレコーディングエンジニアである施主が音を極めていく場所となる。


高窓が見えるが、これは建築基準法の上で必要となる採光窓だ。


しかし・・・

レコーディングでは必要ない・・・。


ここから先は法律に触れてしまうので、
説明を止めることにする・・・。



そして、

浮床施工に入る。


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予算の関係もあり、楽器を奏でるブースのみ浮床とすることにした。

壁周囲にはウレタンボードを水平に設置し、
防振ゴムを規則正しくセットしていく。




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次にドラムブースのスペースにグラスウールを敷き詰める。
一度に全部敷き詰めないのには訳がある。



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そのドラムブースにコンパネを敷いていく。



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そこで僕の現場ツールとなっているのがこれ。



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自分が設計した施工図をタブレットで確認しながら浮床を作っていく。

実は現場施工のシミュレーションを昨年からずっと続けていた。


防振ゴムの金額はとても高い。
一個たりとも無駄にしないように
配置図を何度も書き換えてイメトレをしていたということだ。


僕は行き当たりばったりの大工とは違う。
準備と段取りは綿密にやっておく。

そうすれば利益は逃げない。



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次にドラムブースの仕切り枠を組み立てる。
境目にはウレタンボードを貼り付ける。



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続けてヴォーカルブースの境目を作り



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最後にメインブースのコンパネを敷いていく。
これで3つのブースの床がそれぞれ絶縁されたことになる。





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そして生コンの水が浮床の下へ漏れないように
ビニルシートをしっかりと張っていく。


最後に鉄筋を組立てたら生コン打設の準備完了だ。


打設にはベテランの職人を手配していた。




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左官屋というプロの職人たちがいる中で、
このような土間コンクリートの打設仕上げをやる左官屋たちを
我々は「土間屋」と呼んでいる。


僕もこの作業を20代から30代前半までは経験していたが、
もし今それをやったとしたら、
僕の腰は砕けるだろう・・・。


このプロフェッショナルたちに、
感謝する。




さあ、明日は建築本体工事の完成検査だ。

今回は本体設計を引き受けてくれた一級建築士と一緒に法律をくぐり抜けてきた。
プロの力に支えられながら、やっとここまで来ることができた。

助けてくれた協力者のためにも、
僕はこれからも完璧な仕事を続けていく。


防音内装の完成目標は2ヶ月後だ。



さあ・・・
夏が来る。


暑さに耐えられるか・・・・。



がんばる!!








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