
既存の浴室と洗面室、さらにトイレもかなり狭いスペースに収まっていた。
その広さを変えることはできないが、できるだけ使いやすくすることはできる。
まず既存の床タイルと浴槽を撤去し、防水床を新たに作る。
防水は自ら施工した。

防水が完全硬化したら、新しい浴槽を水道屋に設置してもらう。

続けて浴室折戸のアルミ枠を設置するため、鋼製下地を溶接で組み立てる。
これも自ら施工する。

アルミ業者が枠を設置したらすぐに土間コンを流し、床の最終下地を作っておく。
今回は土間タイルは使わない。
なので自ら排水溝への勾配仕上げを施工した。
のちに特殊な床シートを貼るまで乾燥させる。

その間にキッチン業者は取り付けを完了していた。
ダークブラウンのキッチンを施主は選んだ。
今回のリノベーションは全体的な色をダークブラウンに統一している。


ダイニングと洋間は新たに天井を作り始めた。


石膏ボードの下地が完了した。


続けて間仕切り壁を作っていく。
この時点で少しずつ間取りのイメージが見えてくる。

リフォームの場合、細かな雑仕事が山ほどある。
既存の下地を残しながら仕上げる壁は、このように既存の壁紙を剥がしておく必要がある。
40年も経った古い壁紙はなかなか剥がれにくい。
この面倒臭い作業をするか・・・いっそ解体したほうがいいか・・・
いつも悩みどころだが、その作業自体が知恵を与えてくれることもあるから
この仕事は面白い。
さて、今日の沖縄は旧盆の「ウークイ」
施主のご先祖様、そして我がご先祖様もゆっくりしていってください。
そして今日だけは仕事を休みますね・・・
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