現場の空気を読む

工事現場では様々な業種の職人たちが日々駆けずり回っている。
特に仕上げ段階に近づいてくると、皆で気を使いながら動かないと商品を傷つけてしまったりすることもある。

僕は最後の仕上げ木工事である「建具」の製作・加工に入っている。
現場ではすでに木製枠の塗装を別の職人が完了させている。
その後壁紙の施工や床貼りを完了させ、大工が建具を取り付けていくのだが、
普通の大工なら周りを気にせずさっさと建てつけて帰ってしまうだろう。

すると、ある一つの作業だけが残ってしまう。
それが建具の縁の部分の塗装仕上げだ。

普通の現場なら塗装屋が再び入ってきて、わざわざ建具を外して、マスキングして塗装して、
粉塵を飛ばして、また建てつけ直して、最後に掃除して・・・
このようになる。

僕は誰の現場であろうと空気を読むことが大切だと思っている。
だから段取りをこう組む。

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枠塗装や壁紙仕上げが進んでる間に、工場で建具のマスキングをして自ら塗装を済ませる。
それから金物取付加工も工場で完了させ。現場が仕上がるのを待つ。
仕上げ作業のからみがなくなった頃に現場へ入り、建てつけて完了。
二度と建具を外すことはないし現場も汚れない。

つまりこの「縁塗装」を誰がやるか・・・というだけで現場の空気がまるで変わってしまうわけである。

「自分は大工だから塗装は触らん!」という大工がほぼ100%だろう。

現場の空気を読み、ちょっとした工夫をこらせば誰もストレスを抱えることなく現場が綺麗に仕上がる・・・
と僕は思う。

いいと思ったら真似てください。
大工さん。


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