長く住み続けるために3
続けて既存の和室とリビングに取り掛かる。
まずはここを全て解体する。
床の骨組みだけ残し、スケルトンにした。
畳間だった床部分には下地合板を張り、二重床の施工をする。
玄関の上がり框も新しく設置する。
そして新しいフローリングを張っていく。
アシスタントが施工中写真を撮ってくれた。
畳間はリビングとなり、ダイニングと床が1つになる。
来週から入ってくるキッチン業者に間に合わせるために、
キッチン壁の下地作りも進めていく。
下地の基本調整の方法をアシスタントに教えていく。
以前から外国人を工事現場に雇い入れることは想定内だったし、
そしてそれが女性であっても全く問題ないと考えていた。
彼女は自宅の家具を全て自分で製作し、ドイツのご実家のリフォームも自分で行うほどの腕前だ。
そして僕の教えを忠実に覚えていき、僕と同じように真面目に働いてくれる。
さらに仕事が丁寧かつ繊細だ。
下地調整が完了したら、すぐに仕上げのキッチンパネルを張っていく。
金額的にも高い材料なので、失敗は決して許されない。
キッチンが収まる部分の壁仕上げがひとまず終わった。
これでキッチン業者にバトンを手渡せるというわけだ。
明…