収納什器を完成させるまでの過程 3
各パーツの下地(骨組み)を組み立てていく。
仕上げ寸法よりも縦横1センチ大きめにしてある。
それがサンドイッチの耳の分だ。
あとで取り付ける丁番や棚ダボの位置を考慮しながら骨の幅を決めていく。
金物を打ち込む場所に骨がなければスカスカになってしまうからだ。
この作業がイメージ力を最も使う工程になる。
パーツの数はかなり多い。
次に、貼り付けるパネルにマーキングしていく。
接着剤を塗布する部分だけを明確にするためだ。
マーキングしながら骨組みとパネルをパーツごとにグループ分けしていく。
貼り付ける向きも考慮しながらグルーブごとにアルファベットを使うのだが、今回はAからUまで使うことになった。