大型シューズボックス2

現場の状況も見ながら 家具製作も進めていく。 まずは各パーツをフラッシュ加工で作るための段取りから。 接着剤塗布部分のマーキングを行い、 パーツのグループ名を書いていく。 接着剤を塗布し、圧着。 各パーツのエッジを切り、寸法通りに揃える。 パーツの一部に通気口を設ける。 床へ固定するための金具を表に見えないように隠し加工する。 中間部分で合わせ組みになるところだが、 一方を先に床固定し、もう一方を合わせれば 金具は見えなくなる。 細かい仕込み作業が終わったので 本体の組み立てを進めていく。

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音を極める場所

いよいよ始まった。 昨年、いや一昨年から計画していた大仕事が今年・・・ 身を結ぶことになる。 昨年終わったリノベーション現場の完成記事で僕は書いた。 「これは序章に過ぎない」と。 そして本編がここから始まったわけだ。 現場にはしっかりと基礎杭が打たれ、そしてその上に地梁コンクリートが打設された。 本体工事は実績のある建設会社に任せている。 建物の基本設計は長年付き合いをしている一級建築士にお願いし、 内部の設計は施主の要望を確認しながら僕が行い、 それから建築士とコラボするというやり方だ。 このような不思議なやり方をするのは僕以外いないだろう・・・。 僕は長い時間をかけて施主と打合せをし、心の中を探り出し、 建築士に概要を細かく何度も説明し、様々な職人をこのプロジェクトに巻き込み、 さらに何度も何度も図面を書き換え、予算の問題をクリヤーし、 やっと実行へ導くことができた。 そしてこれからさらに増えて行く協力者と共に、 施主が大満足するものを皆で造って行く。 そのものは何か・・・ 僕はあえてこう名付ける。 「音を極める場所」 音の職人がここで新たな「ものづくり」を始めるために、 僕はその手助けをする。

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大型シューズボックス

昨年から受注していたシューズボックスの製作を やっと手がけることができるようになった。 長期間お待ちいただいているお客様には 感謝の言葉しかない・・・。 これまで同様、最高の仕上がりにする! まずはフラッシュ加工の芯材を作るために 昨年から仕入れておいた米ヒバ材を選び出す。 適当な長さと厚みのものをより分けながら各パーツに割り当てていく。 さらにそれを製材して、厚みを揃えていく。 設計は昨年に終わらせていたので、さらに手描きで加工図を描き、 骨組みを組み立てる。 好きな仕事をやっと始められるようになった。 感謝!!

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生まれ故郷をリノベーション 完成

完成した。 リビング・ダイニングルーム 右側の廊下が一階からの通路で途中にトイレと浴室、そして奥様の仕事部屋がある。 左側出入口はご主人の仕事場と寝室に繋がる。 開放的なキッチン 大勢の客を招いて立食パーティーもできそうだ。 奥様の仕事部屋には通気と採光のための小窓を設置した。 片手で簡単に開閉できる。 奥様のご要望だった。 壁紙のアクセントも全て奥様のお好みだ。 既存の収納もきれいにアレンジし直した。 リビングから寝室へ向かう右側にはご主人の仕事部屋があり 奥に寝室がある。 右上の小窓が奥様の部屋の窓となっている。 エアコンは寝室にあり、その冷気と昼間の自然光をここから奥様の部屋へ取り込むという仕組みだ。 寝室にクローゼットを作った。 新しいユニットシャワーはとても使いやすそうだ。 その左奥には洗濯機が設置される。 洗濯機の向かいに洗面台があり、その左側にオープンの収納スペースを作った。 写真紹介は以上となるが、 実はこのリノベーションにはとても興味深い要素が含まれている。 これは間取りの平面図だが、 この基本設計をしたのは・・奥様である。 僕が細かい注意点と設備計画を補足しただけだ…

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生まれ故郷をリノベーション3

現場での下地組立作業が全て終わり、 壁紙職人にクロス仕上げを任せている間に 僕は工場でキッチン対面カウンターを製作する。 天板はメラミン化粧板で作り、本体下部をクロス仕上げする予定だ。 現場へ搬入設置する。 待機していた職人に木目調の壁紙を貼ってもらう。 内側は施主奥様が使用する家具が入る予定だ。 そのサイズを基準に設計した。 横の壁から出しておいた電源配線もカウンターの本体に取り入れ、 カウンター内側で家電製品が使えるようになる。 これも奥様の要望だった。 洗面台が収まる間仕切り部分も無事にクロスが仕上がっていた。 取付班の職人を呼ぶ。 ピッタリと収まった。 トイレの内装も事前に仕上げておいた。 床は特殊なタイル調の防水シート。 腰壁はバスパネル。 腰上の壁と天井はクロスで仕上げた。 水を思いっきり使ってトイレ掃除したいという奥様の要望に応えた。 そして水道設備の職人が来て、 全て仕上がった。 さて、いよいよ完成する。 次回をお楽しみに。

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生まれ故郷をリノベーション2

工事は順調に進んでいる。 木部の解体を全て終えた状態。 トイレ出入り口の向きを替えるために既存のブロック壁をぶち抜いた。 新たに作る壁の下地を作っていく。 アシスタントがこの作業を習得してくれた。 その間に僕は新しい床を作る。 床を張り終えたあとはユニットシャワーとキッチンの取付が行われた。 こちらはメーカーの職人が担当する。 次に間仕切り下地の骨組みを組み立てていく。 骨組みの上に合板と石膏ボードを張って壁紙の下地を作っていく。 この辺りから部屋の間取りがイメージできるようになる。

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生まれ故郷をリノベーション

前回のマンション一室リノベーションを終えたあとは、 新たな二階建て住宅のリノベーションに取り掛かっている。 この物件も打ち合わせが長期化したが、 施主も僕自身も納得する計画となった。 築年数は40余年。 先日のマンションとほぼ同時期に建てられたものだ。 まずはBeforeの写真から 間仕切りと収納がしっかりと作られていて、なかなか手間のかかった間取りだ。 早速解体する。 解体された木材は、昔よく使われていた「南洋ヒノキ」という東南アジアの木材。 40年以上前の沖縄の建築ではこの木が頻繁に使われていた。 今ではほとんど、いや、全く無いだろう・・・。 この解体工事を行うことで、当時の大工の性格がはっきりと浮かび上がってくる。 のちほど詳しく説明するとしよう・・・。

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長く住み続けるために 完成

リビングと予備室の間仕切り引き戸を取り付けた。 それを開けると 大広間になる。 戸袋のうしろにはウォークインクローゼット。 その左側には洗濯機を設置できるようにした。 元々このマンションの設計ではベランダに洗濯機の設置場所があった。 沖縄の台風にさらされる洗濯機は実にかわいそうだ。 しかし洗面室があまりにも狭かったため、室内への移設は困難だとあきらめていた時、 奥様がつぶやいた・・・ 「私の寝室に洗濯機が置けるといいのに・・・」 僕はすぐにひらめいてトイレの壁構造を調べた。 空洞ブロック積みの壁だった! そしてトイレの排水に分岐接続することを思いつき、 実行したわけだ。 うまくいった! これが洗面室の出入り口 中央に洗面脱衣室があり、 左側にトイレ。 つまりこの壁の反対側に洗濯機があるということだ。 流し込みのコンクリート構造であればあきらめていたが、 空洞ブロックだったので簡単に穴を開けて配管を通すことができた。 右側に浴室。 元の水回りのままだが、浴室の壁を少し寄せて洗面台の横にタオル棚が置けるスペースを作った。 そして仏壇収納。 余ったスペースに小さな扉をつけて予備のテーブルなどを収納できるようにした。 奥の部屋にはピアノ…

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長く住み続けるために6

工場にて窓の額縁やドア枠を製作してきた。 それを現場で組み立てて設置していく。 ダークブラウンで着色する枠は「メラピ材」で作り、 防水塗装をする水周りの枠を「ヒバ材」で作る。 仕上げの目的によって木の種類を変えるわけだ。 これは掃出し窓の額縁となる。 間仕切り引戸の枠も設置した。 右側が戸袋となる。 ウォークインクローゼットの折戸だけは既製品を使った。 作業効率を上げるためだ。 浴室ドアの額縁はヒバ材となる。 浴室に入る前には洗面室とトイレの出入り口がある。 ここはメラピの引戸とした。 当初は片開き戸で計画していたが、施主の要望により途中で引戸に切り替えた。 既存の通路も脱衣室も狭いため、この変更は有利な決断となった。 実際に生活する施主のイメージはとても重要な結論につながることもある。 枠の設置が全て終わったら、塗装屋を呼んで仕上げてもらう。 塗装が終わったらすぐにクロス屋を入れて天井と壁の最終仕上げを行う。 その間に僕は重要な大工仕事を行う。 建具屋に製作してもらっていた各種建具の金物取付加工だ。 とてもシビアな作業と言っていいだろう。 意識を集中していなければ必ず失敗する。 そして金物加工が終わったら、再び塗装屋を呼んで建具の縁塗装をやってもらう。 …

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長く住み続けるために5

工事中は施主ご家族がアパートへ仮住いしてくださっているのだが、 どうしても引越しできない荷物は多くある。 それを数回移動しながら各部屋の施工を進めていかなくてはならない。 リフォームには必ずつきまとう問題ではあるが、これも我々の知恵が試されることになる。 最初に荷物を仮置きしておいた部屋がようやく空いたので、 最後に残っていた床の張替え作業を進めていく。 既存の床下地のうねりはひどかった・・・ 築40年以上ともなれば、これは仕方ないことなのだが、 我々はそれを放っておくわけにはいかない。 高さを改めて調整していきながら新しい床材を張っていく。 最後の床貼り工事がやっと終わった! 続けて細かい壁の改修を進めていく。 これから先は特に細かい作業が続くことになる。 まずは押入れだった部分の壁を作り直し、 仏壇を収めるための収納を作っていく 一通り下地が完了した。 そして床貼りが終わった部分には、新しい間仕切りを作るのだが、 以前は単にまっすぐな壁があったところに少しクランクを作り、 そこに食器棚を収めるための新たなスペースを設けていく。 ここが食器棚スペースとなる。 工事中はしばしここが工具置き場となるのは致し方ない・・・ 続けて間仕切り引戸のマグサ部分を作っていく。 マグサというのはつまり、下がり壁を…

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